アメリカのクリントン国務長官は10日、イスラエルとパレスチナに対して、中東和平プロセスの中核的な問題について直ちに協議するよう呼びかけた。
クリントン国務長官は、「中東和平に向けたアメリカの努力が頓挫した」と認めながらも、「今後も引き続き、和平プロセスを推進し、イスラエルとパレスチナの『2国家共存』に向けて努力していく」との考えを示した。さらに、「イスラエルとパレスチナに対して、国境の画定や安全保障、難民、入植地、エルサレムの帰属などの中核的な問題における具体的な主張を示すよう求める」と述べた。
「中国国際放送局 日本語版」より 2010年12月12日