韓国の遊園児童公園に地雷 国防省が40発余りを撤去

韓国の遊園児童公園に地雷 国防省が40発余りを撤去。 韓国国防省は先ごろ、メディアの報道を受けて、京畿道漣川郡百鶴面蘆谷教会内の児童公園で地雷撤去の作業を行い、対装甲車地雷など42発を発見、撤去した…

タグ: 韓国,地雷,児童公園

発信時間: 2010-12-14 15:53:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 韓国国防省は先ごろ、メディアの報道を受けて、京畿道漣川郡百鶴面蘆谷教会内の児童公園で地雷撤去の作業を行い、対装甲車地雷など42発を発見、撤去した。韓国「中央日報」ウェブサイトが13日に伝えた。

 報道によると、韓国陸軍25師団の金正所・音訳)政訓宣伝参謀は12日、次のように述べた。「我々は蘆谷教会の児童公園で様々な地雷や爆発物合計42発を発見した。既に爆発物は安全に撤去した。」韓国軍はこの500平方メートルに満たない児童公園で合計29発の対装甲車地雷(M7A2)、対人地雷10発(M2A4、M14)、手榴弾(M30)、高射砲弾(76ミリ)、対装甲車用貫通弾(90ミリ)3発を発見している。

 青瓦台の参謀会議でもこの問題が取り上げられた。会議である参謀が「『中央日報』の報道のとおり、本当に児童公園に地雷があるのだろうか」と疑問を呈すると、李明博大統領は「重要なのは(地雷が)あるかないかではない。既にメディアに暴露されたのだから、国民に不安を与えるのは必然だ。そのため関連部門は速やかに対策を行わなければならない」と答えたという。李大統領の指示に基づき、韓国国防省は何度も現場で調査を行った後、10月11日から第一段階の地雷撤去作業を開始した。

 現場で地雷撤去作業の指揮にあたった李泰玉(音訳、1工兵旅団、中佐)大隊長は「この地区に埋められた地雷に関する情報がないため(地雷設置の地図など)、業務の進展は非常に困難だった」と述べている。

 住民達が提供した情報よると、当時韓国軍は戦争はいつ勃発するかもしれないという危機感の中で、敵側がよく出没していた地域の一つである京畿道漣川郡地区に地雷を集中的に設置した。1980年代中頃になると、政府が教会前の国道の改修工事を行ったため、工事で生じた土砂や建築廃棄物が同地に放置されて2メートル以上の土が覆い、地雷が地下深くに埋没することとなった。

 「人民網日本語版」2010年12月14日

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