このほど発表された「上海市民のオフタイムの過ごし方」に関するアンケート調査の結果によると、「オフタイムは1時間未満」と答えた人は約3割、「オフタイムが1日3時間以上ある」人はわずか2割だった。また、オフタイムにテレビを見たりネットをしたり「外出しないで過ごす」人が半数以上に上った。「文匯報」が伝えた。
調査結果によると、月曜日から金曜日に仕事を終えた後のオフタイムが「1時間未満」と答えた人が全体の26.65%を占めた。平均のオフタイム時間は、「2-3時間」が53.08%、「3-5時間」が13.67%、「5時間以上」はわずか6.61%。上海市民のオフタイムは、生活と仕事の重圧によって平日は十分に休養がとれていないことが伺える。平日は仕事が忙しくプライベートの時間が取れないため、市民の多くは「週末」にオフタイムを目いっぱい楽しんでいるようだ。
「オフタイムが1時間未満」と答えた人のうち、党・政府機関、三資(合弁・合作・独資)、民営・私営企業の管理職やその他従業員がかなりの割合を占めた。「オフタイムが5時間以上」の人は、国有企業の管理職、文化・衛生・体育に従事する人などが多かった。オフタイムの過ごし方は、テレビ、インターネット、読書(雑誌含む)が最も多かった。このうちテレビは全体の55.58%、インターネットは47.21%をそれぞれ占めた。
「人民網日本語版」2010年12月20日