日本の宝くじ 一夜で444人が大金持ちに

日本の宝くじ 一夜で444人が大金持ちに。 一年の不況期を過ごしてきた日本では年末になると、運命を変えるかもしれない今年最後の一大イベント「年末ジャンボ宝くじ」が売り出され、多くの日本人が大金持ちになる夢を見る…

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発信時間: 2010-12-23 13:11:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一年の不況期を過ごしてきた日本では年末になると、運命を変えるかもしれない今年最後の一大イベント「年末ジャンボ宝くじ」が売り出され、多くの日本人が大金持ちになる夢を見る。さらに、多くの日本人の自信を引き出すため、年末ジャンボ宝くじを発行するみずほ銀行は1等2億円、2等1億円の賞金をこれまで通り用意すると同時に、今年はこれらの当選者を2倍に増やした。これにより、2010年最後の日、日本では444人の億万長者が誕生することになる。 

年末ジャンボ宝くじの発行枚数は74組計7億4000万枚、販売期間は11月24日から12月24日までで、これら数億枚から当選する確率は天文学的数字になる。日本人は当選率を高めるため、不思議ともいえる様々な方法をとっている。

1番窓口に並び、縁起をかつぐ 

当選するには、まず宝くじを買わなければならない。日本人は宝くじを買う時、過去に高額当選が出たことのある売り場を優先して選ぶ。東京の銀座など人が多く集まる場所にある売り場には、いつも長蛇の列ができる。 

11月24日の発売日、東京の西銀座チャンスセンターは9つの窓口を開設した。8時30分の販売開始時刻前、1番窓口には他の窓口より遥かに多い人が並んでいた。1番窓口に並ぶ理由は、来年は2011年で、1には1番の意味もあり、縁起をかつぐためだ。

宝当神社に多くの観光客が訪れる 

ここ数年、宝くじ事業の日本での発展に伴い、以前はそれほど知られていなかった小さな神社が日本の「宝くじ購入者」の多く訪れる聖地になっている。この神社の名前は「宝当神社」(宝当は宝くじに当たる、当選するの意味)で、佐賀県唐津市から北に約2キロメートル離れた小さな島「高島」にある。 

宝当神社はもともと有名でなく、島の人口が減少していたが、住民は島おこしのために「宝当袋」を作った。1990年代から、島で「宝当袋」を作る人が1等を当て、そのほかにも参拝者が続けて当選したという情報が伝わった。このことはメディアにも報道され、特に神社に置かれた日本各地の当選者からの感謝状により信じる人は増え、宝当神社は非常に有名になった。 

高島と唐津を結ぶ定期船は毎日6往復で、片道10分で行くことができるが、宝くじ販売時期になると、定期船は非常に忙しくなる。

売り場を守る招き猫 

神社と比べても、「招き猫」は日本の宝くじ購入者の中で重要な位置づけとなっている。宝当神社へ行く途中にある野崎酒店の2匹の猫は、店を訪れ猫を撫でた数人の客に高額賞金をもたらした。 

東京の三鷹駅南口にある宝くじ売り場には小さな祭壇がある。祭られているのは、黒猫の「クロ」だ。「クロ」が2005年にこの宝くじ売り場で生活し始めてから、ここで販売された宝くじがよく当たるようになり、その当選額も高い。しかし今年10月、「クロ」は食中毒で亡くなった。多くの客を引きつけるため、売り場には「クロ」の祭壇が置かれた。多くの人が「クロ」を拝みに訪れ、写真の前にキャットフードを供える。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年12月23日

 

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