広東省深セン市交通警察局は8日、全市の自動車総量は170万台を突破、自動車密度は全国トップとなったと発表した。同局は、市内の道路状況から見て、自動車保有台数の上限は210万台と予測している。2年以内にはこの上限量に達し、市内を走る車は「動こうとも動けない」状態になる見通し。「広州日報」が伝えた。
深セン市の自動車台数は今年に入り急増、8カ月間でなんと20万台増えた。市交通警察局は8日、全市の自動車総量は170万台を突破、自動車密度は全国トップとなったと正式に発表した。
市交通委員会担当者は、「市外から入って来る車や市を通過する車も合わせると、市内道路を走る自動車総量は190万台を上回り、道路網の容量はほぼ限界に近づいている」と話している。交通警察局の予測によると、市内道路の現状に基づき計算した場合、市内の自動車保有台数の限界は約210万台。自動車の増加幅を年平均10%と低く見積もっても、あと2-3年で市内道路網の容量は限界を超える可能性が高い。
「人民網日本語版」2010年12月27日