シティ・オフ・ロンドン・カレッジのJack Levy教授は自由に屈曲可能なエスカレータを開発し、伝統的な直線的なエスカレーターのイメージを変えた。
このエスカレーターのカーブしたラインは日本の回転寿司レストランのベルトコンベアに似ているため、「寿司エスカレーター」とも呼ばれている。
「寿司エスカレーター」は柔軟な形状で、設計士たちはデパートやテーマパークなどにより芸術的なエスカレーターを設置することができるようになる。
伝統的なエスカレータは上りと下りでそれぞれコンベアを必要とし、ベルトコンベア1点あたりの費用は約10万ポンド(約102万元)必要で、ベルトの半分しか実際に利用しないため、資源だけでなくコストの浪費にもなっていた。
「寿司エスカレーター」は1点のベルトが循環するため、長さは伝統的なエスカレーターより短く、コストもより小さくてすむ。
また「寿司エスカレーター」は基本的に全て地表で運行するため、故障の際の修理も便利だ。
「寿司エスカレーター」は現在、欧米などで実際に稼動しており、2012年中頃には公共の建築物やデパートに登場する予定だ。
「人民網日本語版」2010年12月28日