写真は山東省泰安市で銃撃された車(1月4日撮影)。山東省泰安市では4日11時20分頃、銃による殺人事件が発生し、負傷した警察官と市民9人のうち、2人の警察官と1人の警察官を補助する人員が亡くなった。犯人の1人は逮捕されたが、もう1人は銃で自殺した。
泰安市公安局の関係責任者によると、徳州市徳城区では昨年12月29日に殺人事件が発生し、泰安市公安局泰山区分局刑事警察大隊と岱宗坊派出所の警察官は4日午前11時20分頃、徳州市公安局徳城分局の捜査員に協力して、重要容疑者の弟の家に状況を調査に行った。警察官が身分を明かして家に入ろうとした時、中にいた2人の容疑者が突然、柵状の防犯ドア越しに発砲し、3人の警察官と1人の警察官補助人員が負傷し、その後、容疑者は車両を奪って逃走した。
事件発生後に泰安警察はすぐに緊急対策を発動し、特別警察、武装警察、交通警察などが全域で容疑者を追跡。容疑者は追跡を逃れるために4台の車に乗り換え、2人の運転手に向かって発砲し、絶え間なく警察官に銃を発射した。