中国西南部にある重慶市政府は、高級分譲住宅に対しては建物税の徴収を決定した。
重慶市の黄奇帆市長は9日の会議で、「重慶は今年、公共レンタル住宅1350万平方メートルを新しく建設し、土地供給や税収拘束などを通じて、不動産市場構造の合理化を進め、供給と需要のバランスっをとり、秩序の規範化を促していく第12次5ヶ年計画(2011-2015年)期間中に、高級分譲住宅に対しては、建物税の徴収を始める」と述べた。
財政省はすでに、上海市と重慶市での分譲住宅に対する建物税徴収に原則的に同意した。具体的な実施法案は地方政府が制定する。重慶市は今年第1四半期に関連文書を発表する見込みである。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年1月10日