世界的な航空関連調査機関、英スカイトラックス(SKYTRAX)社のCEOエドワード・プレイステッド(Edward Plaisted)氏は10日夜、海南航空の王英明総裁に「ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」認定書を授与した。航空会社ランキングの最高位・5スターを獲得したのは世界で7社目、中国では初めて。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
1989年に設立されたスカイトラックスは、英ロンドンに本社を構える世界の航空輸送関連リサーチ・認定機関。毎年、世界の航空会社約200社の空港およびキャビンでの各種サービスの品質について、あらゆる角度から審査を行い、「1つ星」から「5つ星」までの5段階で評価している。「5つ星」が最高評価。
プレイステッド氏は認定書授与式で、「今年の5スターエアラインズ審査において、海南航空が世界最高レベルのサービスを旅客に提供しており、東洋文化独特の優れた魅力を発揮していることで意見が一致した。よって海南航空に『ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ』の称号を授与することとした」と授賞理由を説明した。
海南航空は1993年設立、2008年にスカイトラックスから3スターエアラインズに認定された。同年、「中国地区最優秀エアラインズ」に選ばれた。翌2009年、中国大陸部初の4スターエアラインズに認定された。
スカイトラックスが「ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」に認定している航空会社は、海南航空、シンガポール航空、キャセイ航空、マレーシア航空、アシアナ航空、カタールの航空、キングフィッシャー航空の7社。
「人民網日本語版」2011年1月11日