目撃者が撮影した車内に立ち込める煙
現場の様子
広州市公安地下鉄支局は10日22時20分頃、地下鉄5番線の車両内で小さなガスボンから出火し、作業員や警備員、乗客が発見後にすぐ消火にあたり、乗客もすばやく避難して死傷者はいなかったと伝えた。今回の事件はある乗客が持っていた小さなガスボンベが出火の原因だ。
事件後に地下鉄分局はこれを非常に重視し、力を入れて調査を実施した結果、11日の朝5時頃に放火の容疑で湖南省出身の呉某成を逮捕した。
呉某成容疑者は近頃の自分の状況に不満があって気分がすぐれず、10日の夜に5キロのガスボンベを携えて地下鉄5番線に乗って放火したという。ガスボンベに引火させる時、あまりにも緊張していため手にやけどを負い、次への行為には至らなかったという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年1月12日