朝鮮の中区東星洞昌光街にある楽園百貨は、労働党第39号室が管轄する大星経済連合体の直属機関で、ピョンヤンでは最も近代的な施設として知られている。周辺には昌光園や高麗行空本店、昌光山ビルなどが建ち並び人通りも多い。そして朝鮮幹部のマンションはその後ろにある。
百貨店の1階は、食品や日用雑貨を販売するスーパーで、2階は家電と衣類の売り場だ。3階のレストランでは、ドイツから導入した最新のビール設備で作ったトウモロコシビールなどの生ビールを販売している。この生ビールは上層部の人たちに好評で、その他のレストランも次々とこのビール設備を導入しているという。