ブエノスアイレスの郊外にあるサンミゲル市で発生した列車衝突事故の現場の様子(2月17日)
アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの郊外にあるサンミゲル市で16日、2台の列車が衝突事故を起こし、少なくとも4人が死亡、120人が負傷した。この事故は、ここ15年でアルゼンチンで発生した最も大きな列車事故で、全国を震え上がらせている。
赤色の列車の1両目が青色の列車の車両に入り込み、2台の列車が重なるような形になっている。数十人の消防隊員と医療スタッフは救援チームを結成し、防毒マスクをつけて事故現場を何度も出入りし、負傷者の救助に当たった。
目撃者によると、多くのアルゼンチン人は列車に乗るとき、扉付近に立つ習慣があるため、ぶつかった衝撃で多くの乗客が外に投げ出されたという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年2月18日