米ニュージャーシー州オーシャン郡の回収センターで、多くのごみを回収する機械。プラスチックを燃料にできる装置を使えば、回収センターの山積みのごみはなくなる可能性もある。
この装置は伊藤昭典氏が経営する株式会社ブレストで販売され、効率の高さで消費者に人気となっている。1キログラムのプラスチックのごみを1リットルの油に還元でき、電力消費量は1キロワットだ。この装置の現在の販売価格は1万ドルで、需要と生産量の増加に伴い、値下げされる可能性もある。
伊藤昭典氏の発明商品は、プラスチックのごみを燃料に変える最初の装置ではないが、コンパクトで家庭でも使用できることから、他の装置にない競争の優位性がある。
この装置で生成された油は二酸化炭素を排出し、環境に影響を及ぼすが、増え続けるプラスチックのごみを処理できる1つの解決方法である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月22日