富士康武漢の面接 男性腕立て伏せ20回できなければ失格
面接に受かるためには、まず体力テストに合格する必要があり、次は「ビーズ通し」で手先の器用さが試される。2010年3月、EMS大手の富士康(FAXCONN)鴻準精密モールド会社が武漢船舶職業技術学院で行なった採用試験、腕立て伏せで「音を上げた」学生が15名もいた。同社の面接官である李さんは「モールド関係の作業を行なう従業員を採用するため、体力と手先の器用さに関しては高い条件をつけている」と述べた。同社の研修は更に厳しいものであり、毎朝6時に起きて5000mのランニングと50回の腕立て伏せをこなさなくてはいけないという。