龍井茶、500グラム3万元!?

龍井茶、500グラム3万元!?。 茶葉企業によると、超高額の茶葉はマオタイ酒と同じで、人々の「身分のニーズ」を満たすためだけに存在するという…

タグ: 龍井茶,西湖,価格

発信時間: 2011-03-10 14:38:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

どのような根拠があって、これほどの高価格がつけられたか? 

500グラム3万元という価格は、茶葉企業が設定したものだ。この価格設定にはちゃんとした根拠がある。 

まずは客観的に見えるコスト。例えば、農業資材の高騰、摘採費、加工費、茶葉コストの上昇などにより、西湖龍井茶の価格は上昇している。 

そして、最も肝心なのは、西湖龍井の文化的価値だ。西湖龍井は古代皇帝御用の茶葉として知られている。中国に名茶は多いが、乾隆皇帝は西湖龍井のみを口にしたという。 

西湖龍井は杭州の西湖地区でのみ生産され、手揉み製茶技術は無形文化遺産となっている。これらいくつかの要素を組み合わさって、初めてこのような極上のお茶が生産される。 

500グラム3万元の明前西湖龍井茶は豪華な包装がなされる。文化的価値の加わった茶葉は農産品ではなく、贅沢品である。

どのような人があれほど高価な茶葉を買うか? 

超高額の茶葉を買いに来るのは、ほとんどが社長や経営者だ。自分で飲むことはあまりなく、主に贈り物として購入する。500グラム3万元のお茶は、マオタイ酒、五糧液などと同等のランクであり、超高額茶葉は人々の「身分のニーズ」を満たすためにあるのだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月10日

 

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