11日日本でマグニチュード8.8の巨大地震が発生した後、上海の各大学はそれぞれ中日間の交流留学生との連絡を急ぎ、実家が被災地にある日本の留学生に心のケアなどを行っている。 複旦大学には454人の日本人留学生がいるが、そのうち、実家が宮城、岩手、福島、茨城、千葉など大きな被害を受けた地域にある留学生は33人で、当大学の指導者は留学生を見舞い、ケア活動を行うよう担当教師に指示した。
東華大学も日本の震災の状況に関心を寄せている。電話やインターネットなどを通じて日本で留学中の中国人学生と連絡を急ぐ一方、在校する日本人留学生の家の被災状況の把握に努めている。
また、上海交通大学、同済大学、華東師範大学、上海師範大学などの大学も中日間の交流学生への慰問を行っている。
「中国国際放送局 日本語部」より2011年3月13日