菅直人首相は14日、大地震と津波で損害を受けた福島第一原子力発電所の状況は、「憂慮すべき状況が継続している」と表明した。東京電力は同日、政府に対する報告の中で、福島第一原発で放射線量が国の基準を再び上回ったことを明らかにした。福島第一原発は地震発生後に自動停止したが、原子炉の冷却機能が故障したために放射線量が基準を上回った。写真は福島県二本松市で、放射能検査を受ける人々。

　「人民網日本語版」2011年3月14日