テネシー州メンフィスに住む70代男性のウォーレン・ルイスさんは現地では知らぬ人のいない有名人だ。ルイスさんは理髪店を経営して50年以上になるが、火を使って理髪する技術にますます磨きをかけている。彼の技術の安全さは保証付きで、1回ちょっとした事故が起こっただけだという。その理髪方法の奇抜さと安全さの評判が高いことから、興味を持った人が次々を訪れ、珍しい理髪を体験している。
ルイスさんによると、火を使って理髪するアイデアは小さい頃、母親が火で鶏の体の上の羽毛を処理していたのを見たことから得たという。その時から人間の頭髪も火を使って処理すればよいのではないかと考えた。試行錯誤を経て彼はこの技術を身に付けた。火で理髪するのは便利で清潔なだけでなく、ヘアスタイルがより長持ちするという。ルイスさんは、ハサミで理髪する腕は最高とは言えないが、火で理髪するのなら得意だとして、この技でテネシー一有名な理髪師になりたいと希望している。
「人民網日本語版」2011年3月24日