大気や水が放射線に汚染され、日本の東京では「トイレットペーパーが不足する」という新たな危機が発生している。大地震と津波の発生後、東京で多くの市民がトイレットペーパーを買いにスーパーに殺到し、スーパーのトイレットペーパーは一つ残らず買い占められた。一部の市民は会社を狙うようになり、ある企業は社員に会社からトイレットペーパーを盗まないよう呼びかけている。
あるスーパーの商品棚に、「大地震により、トイレットペーパーは売り切れました。大変ご迷惑をお掛けします」と書かれた張り紙がされた。近くのコンビニでも在庫切れとなっている。
深刻な被害を受けた宮城県、福島県、茨城県の大手製紙工場は損壊し、生産が停止した。交通の不便さと燃料不足に加え、市民によるトイレットペーパー買占めが起きた。業界の統計によると、地震後、東京の市民が購入したインスタントラーメンの数は通常の5倍、ミネラルウォーターは8倍になり、価格が高騰している。(大洋ネット――広州日報より)
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年3月31日