中国四川省の魏宏常務副省長は18日、今年9月末までに、四川大地震被災地の復興を全面的に終わらせ、被災地の基本的な生活条件及び経済、社会発展の全体的なレベルを震災前に戻す或いは、それを上回るものにすると語った。
これまでに、国の全体計画に組み入れられた29,600余りの復興プロジェクトの中の275,00件余りがすでに竣工し、延べ7,871億元の資金が投入された。これは国の概算総予算の91%を占めている。
また、学校、病院などの人々が多く集まる場所に対しては、地元の耐震設計を上回る基準で設計していくことが強調されている。
なお、四川省被災地の復興資金の使用状況について、これまでのところ、全般的に規範と秩序が保たれており、大きな問題は摘発されていないという。
「中国国際放送局日本語部」より 2011年4月19日