専門家によると、2010年に米国を追い抜いて世界第2位となった後、中国は今年、日本を抑え、世界最大のぜいたく品消費国になる見込みという。
英高級ブランド・バーバリーのアジア最大のフラッグシップ店が北京で開業した際に、同社グローバルCEOのアンジェラ・アーレント氏は、「バーバリーの在中店舗は100軒に達している。十二五(第12次五カ年計画:2011-2015年)期間には倍増する見通しで、今後3-4年以内に100軒に増えるだろう」と話した。中国社会科学院などが発表した2010年「商業青書」によると、2010年の中国ぜいたく品消費総額は94億ドルに達し、米国を上回り日本に次いで世界2位となった。中国の消費力が高まる一方で米国の消費が低迷していることから、2011年に中国が世界一のぜいたく品消費国となることは、ほぼ確実視されている。
「人民網日本語版」2011年4月18日