放射能問題で中国人帰国、家財大処分ブーム

放射能問題で中国人帰国、家財大処分ブーム。 先月11日の東日本大震災で引き起こされた放射能汚染問題によって、一部の在日中国人は帰国を選択している…

タグ: 東日本大震災,放射能,中国人

発信時間: 2011-04-19 16:01:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

先月11日の東日本大震災で引き起こされた放射能汚染問題によって、一部の在日中国人は帰国を選択している。在日中国人に人気の高いオンラインフォーラムではこのところ、家財の大処分ブームが起こっている。家の中の物品を処理せずに慌てて帰国した人は、有償で整理・処分してくれる人をネットで探している。個人以外にも、閉店した店舗も大売り出し状態となっている。日本の華字紙「中文導報」が報じた。

「当方、3月末に日本より帰国。家の中は住んでいたままで、家電も使用可能。日本に戻る予定なし。北千住近くに住む男性で手伝ってくれる人求む。家電は良ければ引き取って下さい。不要ならば、区役所のゴミ処理券を購入して、建物の1階玄関に出して下さい。もちろん報酬はお支払いします」----。日本から早々に帰国した中国人が、このような書き込みをした。近所の在日中国人に援助を求める同様の書き込みが増えているという。

帰国した個人のほか、店舗も大売り出し状態となっている。江東区亀戸でレストランを営んでいた女主人によると、震災後、中国にいったん帰国したが、今月11日に日本に戻ったという。その日の夜11時頃、帰宅したところをマグニチュード(M)6級の余震が襲った。彼女は日本を離れる決心をして、慌ただしく店をたたんだ。開店時に改装費だけで3千万円かかったこのレストランを、600万円で処分できたらと希望している。

「人民網日本語版」2011年4月19日

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