中国人男性の愛情、住宅価格高騰の打撃を受ける

中国人男性の愛情、住宅価格高騰の打撃を受ける。

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発信時間: 2011-04-20 15:42:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米国「クリスチャンサイエンスモニター」電子版は4月15日「中国人男性の愛情が住宅価格高騰の打撃を受けている」という記事を掲載した。以下はその主な内容である。

若い女性が多くないため中国の都市の恋愛の市場には一つの変化が起きている。若い女性は交渉できる能力を持ち、住宅があり、乗用車を持つ男性とデートする事を望む。大都市の住宅価格は、既に多くの若い男性にとって自分の住まいとしては到底買う事のできないレベルにまで上昇している。

両親と一緒に暮らしている王さんは、「ときどき、自分はほんとうに妻が見つかるのだろうか、自分は失敗者ではないかと考える」と言う。

中国の住宅価格の高騰は既に予測しなかった結果をもたらしている。2007年以来、全国の不動産価格は140%上昇しており、北京においては8年で8倍になった。給与生活者層の購入者は既に市場外に追いやられているが、その一方で全国には推定6500万戸の投機性資金により購入された住居が空き家のままとなっている。

都市の経済学者はこの種の結婚問題にひとつの簡単な解決方法を出した。中国には「ガス抜きバルブ」が必要である。米国では数千万人が「新都市」に廉価な住宅を買う。彼らはタンパ、ダラス、ラスベガス、フェニックス等の街に喜んで定住する。また自由に住宅費が余り高くない街に定住する事ができる。というのは更に大きな住宅の費用が負担可能だからだ。

そう、上海や北京の生活のコストはかなり大きい、ただ中国のように都市間で簡単に移動ができる体制にあって、なぜヒューストンやラスベガスのような新興の都市が出てこないのだろうか。一つの回答は強大な国家(意識しているか無意識かどちらにせよ)ではこの種の流動性の過程がゆっくりしているのではないかという事だ。自由な資本主義市場経済においては企業は人材を追いかけており、人材は仕事の地位を追い求めている。もし会社と人材が共に廉価な土地を求めているとすれば、すぐに縁を結んでラスベガスで生活する事ができるのだ。

中国に就いて言えば、強大な国家は果たして経済活動をある種の特定の地方に向けさせる事ができるのか、或いは自由な市場が力を発揮する作用を認め許すのか。私は、中国が自由市場が力を発揮する作用を認めるなら、この愛しい兄弟達の問題はたやすく解決すると推測する。中国の人口を価格の安い新都市に分散すればロマンチックな幸せがそれに伴ってやってくるのである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月20日

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