北京市は今月、外地から北京に来て働く人々の就業状況サンプリング調査に初めて着手した。北京の人材市場の全体状況を把握し、公共就職斡旋業務のレベルを高め、政府が関連政策を制定する際に参考とする基本データを完備することが狙い。人民網が21日伝えた。
北京市人力資源(マンパワー)社会保障局と市流動人口・賃貸家屋管理委員会弁公室が共同で実施した今回の調査は、外地から北京に来て働く人々の業界、職業、収入状況、作業の安定性など各項目に関して実施され、就業トレーニング、保険、労働関係など労働者の就業と密接に関係する情報が網羅されている。
北京への流入人口は現在約700万人、400万人は農民工(農村からの出稼ぎ労働者)で、新世代農民工は250万人。農民工は主に、建築業や生活サービス業などの業界に分布している。
「人民網日本語版」2011年4月22日