北京の日刊紙「京華時報」とウェブサイト「捜狐(SOHU)健康」が18日から22日まで、「あなたは過労死を恐れますか」とのオンライン調査を共同で行った。多くのネットユーザーの反響があり、約2千人が投票、20-50歳の中高年がほとんどを占め、多くが文化・教育、IT、通信、製造業、商業などの業界に集中した。「京華時報」が伝えた。
今回の調査結果によると、「いつも残業、徹夜をしている」としたネットユーザーは約5割、「時折残業、徹夜」は約3割だった。「いつも残業、徹夜をしている」結果として、回答者の多くが「過労死」の早期信号が現れているとしており、うち「記憶力が減退している」人が最も多く、回答者の約2割を占めた。次いで比較的多い症状は順に、「睡眠時間が短くなる一方で、目覚めが悪い」、「情緒が不安定」などが挙げられた。
「いつも残業、徹夜をしている」理由について、「仕方ない」とした人がほとんどだった。うち7割近くのネットユーザーは「自分はワーカホリック(仕事中毒)でないが、仕事が多すぎて、残業せざるを得ない」、2割以上は「すでにワーカホリック、毎日10時間働く」。「希望して残業する」人は1割未満で、「自分はワーカホリック」と認めている。
また、「これまで過労死を心配したことがない」人はわずか3割、残る7割近くの回答者は自身の身に「過労死」が襲うことを「いつも心配している」あるいは「時折心配している」とした。
「人民網日本語版」2011年4月26日