腰部を負傷した丁さん
5月8日午後3時ごろ、朝陽区三里屯にあるアップルストアで、外国人男性社員が行列に並ぶ市民と衝突、現場は騒然とした。この騒動でストアのガラスドア1枚が粉々になり、多くの人が負傷した。北京市朝陽区警察はすでに調査を始めている。
わかっているだけで、この騒動で3人が負傷し、うち1人が頭部損傷、負傷者は近くの朝陽病院で治療を受けた。
夜8時、病院で警察官による負傷者への聴取が行われた。丁という男性によると、その時、彼は母親と一緒に行列に並び、白色iPhone4を買うつもりだったという。行列が長すぎるのでアップルストアの警備員がたびたび一部の転売目的の人を排除に来ていた。身長190センチ以上の外国人男性社員が店から出てきて、丁さんのそばに来ると、服をぐっと掴み、10メートル以上引っ張られた後、地面に投げつけられた。丁さんの母が説明しようとすると、この外国人社員から押されたという。現場にいた多くの人が、この外国人社員はアップルの制服を着ていたと証明している。
その後、多くの人が集まってきて、この外国人を取り囲み、店の入り口まで押しかけ説明を求めた。人々は店に入り、その外国人社員を探そうとしたが、警備員の阻止を受け、再び衝突が発生した。この混乱でアップルストアのガラスドアが破壊された。
アップルストアが転売目的者を排除
夜9時ごろ、三里屯のアップルストアには公告文が貼り出された。ストア周辺の違法転売者を排除するというもの。この入稿時現在、アップルストアはこの事件に対するなんらかの対応を行っていない。