子供用おもちゃなどのサンプル調査結果発表
子供用おもちゃなどのサンプル調査結果発表。 中国国家品質監督検査検疫総局（質検総局）の李元平報道官は27日の定例記者会見の席で、子供用の靴、車、おもちゃの今年のサンプル調査結果を発表した…
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【新華社北京5月28日】中国国家品質監督検査検疫総局（質検総局）の李元平報道官は27日の定例記者会見の席で、子供用の靴、車、おもちゃの今年のサンプル調査結果を発表した。抜き取り検査を行った432点の商品のうち56点は基準をクリアしていなかった。
質検総局が実施した子供靴のサンプル調査では、6省・直轄市の企業80社が製造した子供用の革靴、サンダル、スニーカーなど80点の商品を調査した。調査の結果、14点がホルムアルデヒドの残留量、外観と履き心地の質、摩擦耐久性能、靴底の堅さ、靴紐の強度、靴底と横の部分のはがれやすさ、裏地と中敷きの耐久性と色落ちなどの項目で、基準に達していなかった。
また5省・直轄市の企業110社が製造した子供用の自転車、三輪車、手押し車、幼児用の歩行学習車など110点の商品を調査した。調査の結果、22点が、縁の鋭利さ、サイズの不揃い、機械の強度、衝撃に対する強度、ブレーキ装置の強度などの項目で、基準をクリアしていなかった。
このほか、質検総局は8省・直轄市の企業212社が製造した。ゴム・プラスチック製のおもちゃと電動のおもちゃ242点を調査した。調査の結果、先端や縁の鋭利さ、小さすぎる部品、危険な突起物、鉛やクロムなど有害物質、表示などの項目が基準に達していなかった。
サンプル調査で見つかった品質問題について、質検総局はすでに、各地の品質監督検査部門に対し、不合格商品を製造した企業を法律に基づいて処分し、行政処罰を科し、改善指示を出す、再検査を実施する、などの措置をとるよう指示した。サンプル調査の対象になったメーカー、ブランド、生産番号、ロット、生産日時などの詳しい情報については、消費者は質検総局のホームページで検索することができる。
李報道官によると、今年4月、中国の各輸出入検査検疫機関が品質安全面で不適格とした輸入食品と輸入化粧品は109件だった。
国務院が昨年10月、知的財産権の侵害とコピー・劣悪商品の製造・販売を取り締まるキャンペーンを実施してから、質検総局は大規模な事件の摘発に着手し、金額が500万元以上の事件８件を摘発した。
（新華網日本語=中国通信社）
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