中国人の結婚のための住宅購入が世界の景気回復を抑制

中国人の結婚のための住宅購入が世界の景気回復を抑制。 スペイン紙「エル・ムンド」は6月4日、「世界経済を抑制する愛情」と題した文章を掲載した…

タグ: 結婚,住宅,経済,抑制

発信時間: 2011-06-07 13:39:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

不動産と婚姻のこのような関係により、多くの中国の若者が同様の生活を送っている。コンピュータプログラマーの龚本如さんも、楊家和さんと同じように、貯金して住宅を買う意志を固めている。 

中国では、毎月1000ドルの収入があればよいほうだ。しかし、彼は2人の友達と一緒に商店の上に建てられた違法建築を借りている。2人のルームメイトは2段ベッドに寝ているが、龚本如さんはまだ幸せなほうで、シングルベッドに寝ている。部屋に窓はあるが、汗や靴下の臭いが充満する。龚本如さんは「仕方ない」と話す。 

「今の中国人女性はみんな現実的で、自分の住宅を持っている人しか選択の対象にならない。私がこのような生活をするのは、自分の住宅を買うためだ」と語る。 

中国では多くの両親が子供の情況を心配し、結婚相手探しをしている。不動産と婚姻の関係は中国人が貯金に熱中する主な理由だが、これは中国の独身の若者だけが直面する問題ではなく、世界経済にとっても問題となっている。一般的に、中国人は収入の3分の1を銀行に貯金しており、この割合は米国人の5%を大幅に上回る。 

多くの国は中国の内需拡大を望み、中国政府が住民に貯金を減らし、輸入品を多く買うよう説得してほしいと考えている。しかし、住宅がなければ結婚相手を探すのが難しい情況の中、楊家和さんや龚本如さんのような若者を貯金しないよう説得するには、かなりの努力が必要である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月7日

 

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。