北京市内にある個人クラブ。壁一面と同じ大きさの水槽の向こうに、内部の豪華な様子が伺える
ステンレスを商売とするある人は、30万元の会費を持って入会を申請したが、審査でこの商人が「有名人」でなく、クラブを通して「有名人」と出会い、ビジネスを展開したいと考えていることがわかり、クラブ側から入会を拒否された。「金持ち」は入会の唯一の条件ではなく、一部の高級個人クラブの要求は非常に厳しい。北京には様々な個人クラブが4000件あまりあるが、少数の人をサービス対象としており、料理の価格は1人3000元以上する。
海淀区香山の近くにある個人クラブは、資産1000万元以上の社長であることが入会基準で、50万元の会費を一括で支払うことを要求している。朝陽区東四環にある個人クラブの入会基準は「有名人」であることで、さらに30万元の会費を一括で支払う必要がある。このクラブの株主の1人である馮先生によると、入会する人は金持ちというだけでなく、資格審査に通らなければならない。これらの個人クラブはすべて静かな場所にあり、看板もなく、一般人にあまり知られていない。
高級個人クラブの内装は豪華で、投資も莫大な額だ。大部分の個人クラブが対外的に営業していないため、多くのクラブは許可証を申請せず、無免許営業をしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月8日