日本福島の酪農家が原発事故を苦に自殺

日本福島の酪農家が原発事故を苦に自殺。 日本新聞網の報道によると、福島県相馬市のある酪農家が「原発で全てを失った」と遺書を残し首をつって自殺したという…

タグ: 福島,酪農家,自殺

発信時間: 2011-06-15 11:11:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本新聞網の報道によると、福島県相馬市のある酪農家が「原発で全てを失った」と遺書を残し首をつって自殺したという。 

福島県警14日の発表によると、この50歳の酪農家は今月11日、自宅で首をつって自殺した。遺書には、今回の原発さえなければこんな人生にならなった、仕事をする気力をなくした、残った酪農家は原発に負けないでとあったという。 

この男性は父親からこの牧場を譲り受けた。東日本大震災と福島第一原発事故の後、相馬市は福島第一原発から20キロメートル圏外にあるものの、原発西北部で風の影響を受けやすく、相馬市の放射線量は他の地域より高く、牛乳から標準を超えた放射性ヨードが発見されていた。この男性の飼育場の牛乳は販売禁止処分となり、毎日乳を搾っては捨てていた。精神的、経済的にも打撃は大きかった。 6月初旬に30頭の乳牛を処理せざるを得なくなり、自らも自殺した。 

友人によれば、相馬市は避難地域でないため、市民も乳牛も東京電力会社の経済補助(一戸ごとに300万円)を受けることはできなかった。このことがこの酪農家に与えた影響は否めない。自殺前の数日、彼は友人に繰り返しいっていたという。「原発で全て失くした」

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月15日

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。