北京市の道路で馬に乗る5人(6月3日)(本人提供)
馬に乗って出勤 これは冗談ではなく、事実である。
酷毕(ハンドルネーム)は北京のある自動車会社で企画部の副部長をしている。北京のほとんどのサラリーマンと同じように、朝9時から夕5時まで勤務する生活だ。だが、6月3日、酷毕は彼の正常な通勤方法――チェロキーのジープ、ホンダシビックやマウンテン・バイクを使わずに、明け方、馬場から自分の馬を北京西北五環路(主要幹線道路)の石景山区にある家まで運び、馬に乗って出勤した。
2時間後、5人の馬術愛好者が東四環路外の高碑店(地名)から、馬に乗り一日を使って両広道、双井、国貿、華貿、世界貿易、工人体育場を横切って什刹海に至る北京の繁華街を乗馬で闊歩した。
これはたまたま起こったことではなく、計画され連携して行ったイベントだった。イベントの計画者である中国馬友連盟の会長は全国で条件に合った馬術愛好者に6月5日の「世界環境デー」の前後一週間、車の運転をやめ、乗馬で外出することを呼びかけた。彼らのスローガンは「馬に乗ってでかけよう。健康な私、健康な地球」だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月20日