英紙タイムズの最新「2011アジア大学ランキング」がこのほど発表され、香港科技大学が「アジアの栄冠」に輝いた。北京大学は13位、清華大学は16位。台湾大学が21位。両岸三地(大陸部・香港・台湾)の高等教育水準が徐々に世界に認められていることを証明した。タイムズにとって3年目のアジア大学ランキング。ウェブサイト「中国青年網」が伝えた。
▽200強に香港から7校
今回のランキングでは、200強に香港から7校が入り、うち3校はトップ5入りした。香港科技大学が首位のほか、昨年首位の香港大学が2位、香港中文大学は僅差で5位。シンガポール国立大学は3位、東京大学は4位。
香港の大学の健闘が目をひき、日本、韓国、シンガポールなど他のアジア諸国をリードした。創立わずか20年の香港科技大学は教授論文発表数と交換留学生数により、100年の伝統校・香港大学を今年初めて抑え、首位に上り詰めた。
調査に加わった専門家、マーティン・オーサー氏は、香港の大学は英語教育、国際化水準の高さに加え、外国籍教職員・学生が多く、これが高得点の要因のひとつになったとした。
「人民網日本語版」2011年6月21日