ロシア北部カレリア共和国でツポレフ134型機が墜落し、少なくとも44人が死亡した。同機はモスクワ時間午後10時30分にモスクワのドモジェドボ空港を離陸し、21日0時ごろ地表との連絡が途絶えた。目的地のカレリア共和国のペトロザボーツク郊外の空港から2キロ離れた道路に強行着陸した際に、機体と地面が接触して炎上した。
ロシアの航空関係者によると、深刻な気象条件が事故の主な原因を見られる。同機の着陸時の空港付近は暗くて濃霧も発生し、可視度が低かったという。同機は道路に着陸した際に地面に衝突、機体が分解した。ロシアの関連部門は救援作業を行なっている。
ツポレフ134型機は小型の旅客機で1962年から使用されている。機体の長さは34.35メートル、翼幅は29メートル、高さ9.02メートルで72人が搭乗可能。
写真は2008年10月2日、技術的な原因でキエフのボリスパル国際空港に緊急着陸した、ウクライナのティモシエンコ前大統領が乗ったツポレフ134型機。
「人民網日本語版」2011年6月21日