北京市石景山区 水たまりで動けなくなった自動車(6月23日)
苹果園南路で2人が井戸に落下した。事故後、現場に警察官が警戒線を引いた。(6月23日)
6月23日午後、苹果園南路苹果園事務所から東50メートルの所で、一台の自動車が水たまりのため動けなくなり、自動車を押していた2人の青年が不注意で井戸に落下、雨水に流され、行方不明になった。2人はまだ発見されていない。
年齢20歳ぐらい
5時30分ごろ、事故が発生した道路は集中豪雨で冠水した。周辺住民によれば、たまった水の深さは30センチメートル近かったという。黒い自動車が道路に停止し、自動車の運転手が近くで2人の男性を呼んできて自動車を押していたところ、1人の男性が不注意で井戸に落下し、もう1人がその男性を助けようとして落ちた。二人は一瞬で影も形も見えなくなったという。
取材で、2人の男性は年齢20歳ぐらい、河北南皮県出身のこの近隣にある「呂氏建業」という内装会社でアルバイトをしていたことがわかった。故障した自動車はこの会社のもので、現場が会社と近かったため、この2人を呼んできたという。
事件発生後、北京市政府と警察官が現場に到着、現場を封鎖したが、井戸の深さは8メートルもあり、水流が早く井戸を降りて探すことができない状況だった。
昨晩10時30分、記者が現場へいったところ、北京市の作業員によると、現場調査はすでに終り、作業員を派遣し近辺の河にある排水口で2人の男性を探索中ということだった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年6月24日