長沙から90キロ離れた湖南省湘潭県北部の韶山(しょうざん)郷韶山冲が毛沢東主席の故郷だ。ここに毛主席が幼少期までを過ごした「上屋場」と呼ばれる家屋が「毛主席旧居」として今も残されている。毛主席は1893年12月26日にここで生まれ、幼年期を過ごした。
「上屋場」は566.5平方メートルの敷地に建てられた建築面積472.92平方メートルの建物。江南地区でごく普通に見られる農民の家屋だ。
この旧居は1950年に革命記念地として国内観光客に一般公開され、その2年後に外国人客にも一般公開された。そして1961年3月、中国国務院(政府)の全国重点保護文化財に認定された。門前に掲げられている「毛沢東同志故居」の扁額は、1983年4月2日に当時中央軍委主席だった障ナ小平氏が自ら筆を執ったもの。
「人民網日本語版」2011年6月30日