山東省東部のスイカの街と呼ばれる山東省平度市明村鎮で先ごろ「親指スイカ」が誕生した。このスイカは山東省では初めて栽培されるもので、成長サイクルは60から85日、1株あたり60から100個しか実をつけない。外観は間違いなくスイカだが直径はわずか2センチ程度と大人の親指ぐらいの大きさしかないことから「親指スイカ」と呼ばれている。
栽培担当の呉忠良さんによると、この種のスイカは外皮はなめらかで中は青緑色、ビタミンCやカリウム、マグネシウムを豊富に含み、バナナやオレンジに似た味で、食感はキュウリのように歯ごたえがあり直接食べることができるという。
「人民網日本語版」2011年7月5日