列車事故 追突した車両の運転士、最後の瞬間までブレーキ

列車事故 追突した車両の運転士、最後の瞬間までブレーキ。 D301列車の潘一恒運転士は事故当時、緊急ブレーキを行い、追突の瞬間まで運転台を離れなかった…

タグ: 高速列車,追突,運転士,ブレーキ

発信時間: 2011-07-25 15:38:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 23日夜、落雷で動力を失い、停車中だったD3115号高速列車にD301号高速列車が追突する事故が発生した。D301列車の潘一恒運転士は事故当時、緊急ブレーキを行い、追突の瞬間まで運転台を離れなかった。

 武装警察が潘運転士の遺体は、押しつぶされたD301列車の運転台で見つかった。運転用のスロットルに胸を貫かれて、息絶えていたという。鉄道部によると、回収されたブラックボックス(列車の運転状態などの記録装置)からも、潘運転士が衝突の瞬間まで運転台から逃げ出さずに、ブレーキをかけつづけていたことが確認されたという。

 鉄道部は、潘運転士が最後の瞬間まで職務を放棄しなかったことでD301列車がその分減速し、犠牲者の数を減らすことにつながったとの見方を示した。

 「人民網日本語版」2011年7月25日

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