温州の高速鉄道の追突事故発生後、負傷者を気遣うと同時に、自分が同じような事故に遭ったらどのように逃げればよいのかと懸念する声が上がっている。列車の応急設備はどのように使ったらよいのだろうか。
列車事故の避難・自衛方法
列車事故は事故発生前には通常、何の兆候もないものだ。しかし乗客は急ブレーキを感じたら、まず数秒以内に比較的安全な姿勢をとるべきだ。
1、 車のドアから離れる。床に伏せてもよい。しっかりとした場所をつかみ、車外に放り出されるのを防ぐ。
2、 頭を下げて顎を胸に付け、首のケガを防ぐ。
3、 座席に座っている場合、窓から離れて動かないようにする。窓に近い場合はすみやかに離れる。
4、 列車が脱線して飛び出した時は、車外へ飛び出そうとしない。
5、 列車が止まった後は、周囲の環境を観察し、列車周辺でうろつかず、救援隊員の到着を待つ。
6、 列車の運行時に停電した場合、乗客はドアを開けて車輌を離れ、トンネルに入ってはならない。全てが停電しても、列車は45分から1時間の緊急通風を維持可能だ。
7、 列車が突然衝突した時には、航空機の手法を参考に、上半身は可能な限り前傾、胸部は膝にしっかりと着け、頭は前の座席に近づけ、両手を頭に置き、掌を重ね、腕で顔を覆う。この姿勢で自分が傷つくのを可能な限り減らす。