サッカー日本女子代表がドイツで行われたワールドカップで優勝し、日本の国民的英雄となった。日本政府は2日、なでしこジャパンに「国民栄誉賞」を授与する予定であると発表した。
サッカー日本女子代表はワールドカップで優勝し、ワールドカップのチャンピオンを勝ち取った初のアジアチームとなる。彼女たちの勝利は、震災後の日本人に自信と希望を与えた。彼女たちの功績を顕彰するため、日本政府は8月18日の式典でなでしこジャパンに「国民栄誉賞」を授与することを決めた。
サッカー日本女子代表は日本人から「なでしこ」と呼ばれている。「なでしこ」は日本で優れた女性を表す言葉だ。
「国民栄誉賞」は広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった方に対して、その栄誉を讃えることを目的として1977年に創設された。これまで野球のスター王貞治、有名な映画監督黒沢明を含め18人が授与されている。なでしこジャパンは初の「国民栄誉賞」を授与されるグループになる。
ワールドカップの後、これまで注目されなかった日本女子サッカーリーグ戦は大勢のファンを引きつけるようになった。7月31日の試合には、21000人が会場で試合を応援した。
ある市場調査会社は、なでしこジャパンの勝利がまた、日本経済の成長を促進し、その収益効果は1兆円(約130億ドル)に達すると予想している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月3日