ピョンヤンのイタリア製の靴とアパレルを販売する店(7月撮影)
ピョンヤンのイタリアンレストランで人気があるピザ
最近、朝鮮ピョンヤンで「ヨーロッパブーム」が起こっている。イタリア料理とヨーロッパの贅沢品を販売する店がピョンヤンの街で出現し、影響力が大きくなっている。今年は朝鮮とEUの国交樹立10周年で、ピョンヤン市民はヨーロッパ各国に対する親近感を増している。「イタリアのコーヒーどうぞ」
ピョンヤン市中心のホテルの一階にあるカフェでウェイトレスがイタリア式コーヒーを持ってくる。このカフェは特にイタリアからコーヒーメーカーを輸入し、6月にイタリア式コーヒーをメニューに添えた。1杯600円の価格は一般のコーヒーの1.5倍だが、「外国観光者だけではなく、ピョンヤン市民もよく注文し、人気がある」という。
フランスとイタリアから輸入した化粧品やハンドバッグを販売する店も多くなっている。朝鮮には海外からのニュースに対して厳しい制限があるが、贅沢品ブランドは若い女性の中に知られ始めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月10日