新疆カシュガル地区で、マグニチュード5.8の地震が発生
新疆カシュガル地区で、マグニチュード5.8の地震が発生。 11日18時頃、新疆ウイグル自治区のカシュガル地区とクズルス・キルギス自治州（以下「クズルス州」）の境で、マグニチュード5.8の地震が発生した…
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11日18時頃、新疆ウイグル自治区のカシュガル地区とクズルス・キルギス自治州（以下「クズルス州」）の境で、マグニチュード5.8の地震が発生した。11日22時5分まで、地震によりカシュガル地区ファイザバード（伽師）県で21人が重軽傷（うち4人が重傷）を負い、死亡者に関する報告は受けなかった。新華社が報じた。
◆一部の道路が隆起
国家地震台網の観測によると、11日18時6分、クズルス州アルトゥシュ市とカシュガル地区ファイザバード県の境で、マグニチュード5.8の地震が発生した。震源の深さは約8キロ。
ファイザバード県の関連部門によると、11日22時5分現在、地震により21人が重軽傷（うち4人が重傷）を負い、治療のために病院に送られた。軽傷者は17人で、医療スタッフが現場で治療を行った。
西柯爾庫勒鎮の阿里木江・党委員会書記によると、鎮全体の人口は3000人以上に達するが、地震による死亡者はなかった。鎮全体の200軒以上の家屋のうち、約30軒の家屋が倒壊し、その他の家屋にも破損が生じた。震災の現場に到着したファイザバード県の救助隊員によると、被災地の道路の一部が破損し、地面が隆起し地割れが起きているという。
◆レスキュー犬の投入
ファイザバード県宣伝部の呂林・副部長によると、地震発生後にファイザバード県は迅速に緊急対策を講じた。カシュガル地区の民政部門もテントを140張調達し、被災地に送り届けた。ファイザバード県に滞在していたカシュガル地区の主な幹部も、西柯爾庫勒鎮まで救助活動に向かった。
南疆消防指揮部によると、同指揮部は18時50分に新疆カシュガル地区消防支隊の車両7台・消防隊員36名・レスキュー犬3匹、新疆クズルス州消防支隊の車両2台・消防隊員15名を派遣した。彼らは生体反応レーダー、カッター（金属やコンクリートを切断可能）、野外照明設備、重機等のレスキュー物資を携え、西柯爾庫勒鎮まで救援に向かった。
「人民網日本語版」2011年8月12日
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