発達心理学から見て、子供の成長にはそれなりの法則があるのだが、中国のように人口の多い国では、激しい競争は避けられないことも事実である。
一般の人の間ではこうした詰め込み式教育を疑問視している人も、実生活では「教育ママ」の役割を演じざるを得なくなっている。
教育当局者もこうした状況を知っているのだが、就職戦線の厳しさを目にして、打開策が見つからない状況にある。
最近、新聞で、勉強のために、子供たちにスポーツなどの「部活」に参加することを厳に禁じている父兄のいることも知った。この課題は、教育界全体のことであり、一市民が解決できる問題ではなかろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月22日