中国は今年末までに200万人近い警察官の法執行資格試験を実施する。公安省の楊煥寧常務次官が25日、黒竜江省の省都ハルビンで開かれた公安法執行規範化理論シンポジウムで明らかにした。
それによると、警察官の資質と能力を高めるため、公安省は各級公安機関を指導し、教育、訓練、学習、研究活動を進めている。公安省は市・県公安局長の大規模な研修班を開き、法執行の研修を集中的に行っている。多くの公安機関は警察官の裁判傍聴や国家司法試験の受験などの制度化に取り組んでいる。
楊次官の説明によると、昨年、公安省は「公安機関人民検察法執行資格等級試験弁法」(規則)を公布した。弁法によると、すべての警察官は基本レベルの法執行資格試験に合格する必要があり、合格しない場合は事件処理にあたることができず、年末の公務員考課で職階の評定を受けることができない。弁法はまた警察官が中・上級法執行資格試験を受験するよう奨励し、合格者は優先的に昇級が行われると規定している。
(新華網日本語)より 2011年9月26日