北京市公園管理センターは25日、中国の建国記念日「国慶節」を祝う特別花壇が北京市の各公園に設置され、お目見えしたと発表した。今年の国慶節花壇は「低炭素・環境保護・省エネルギー」をコンセプトに、「伝統・民族・文化」の3つのテーマを織り交ぜたデザイン。100万鉢の生花が国慶節の祝賀ムードを盛り上げる。
市内各公園の国慶節花壇設置工事は9月上旬にスタートした。今年は、各公園で計30個のモニュメント花壇が作られ、花を植えたエリアは約100カ所、用意された花は約300種、鉢は100万個、花壇と周囲装飾ゾーンの面積は計3万立方メートル近いという。
北京市第3回菊花文化祭の開催に合わせ、北海公園、北京植物園、景山公園などの公園では、菊を中心にした花壇を作り、悠久なる北京菊花文化を表現した。また頤和園、天壇公園、中山公園、紫竹院公園などの公園では、キンモクセイ、コウシンバラ、ダリア、竹など公園が丹精に育てた(あるいは自生している)花々で構成されたユニークな花壇が市民を歓迎する。