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発信時間： 2011-10-25 15:51:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米保険大手「AIG」のアジア保険事業「AIA」(American International Assurance Company)はこのほど、アジア太平洋地区の「健康生活指数（Healthy Living Index）」に関する調査結果を発表した。同調査では、中国大陸部で生活する人々の同指数はアジア太平洋地区の平均値61（100点満点）をやや上回る68だったものの、同地区の人々は今の健康状況には決して満足しておらず、30歳以下の若者を含む74%もの人が「5年前のほうが健康だった」と感じており、同指数にはまだ向上の余地があることが明らかになった。人民日報傘下の経済紙「国際金融報」が24日付で報じた。

同調査ではさらに、香港やシンガポール、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなど経済発展が成熟している市場の人々は健康生活に対して「何かを変えなければいけないことは分かっている」、「現状に満足すべきではない」と考えており、中レベルの健康生活習慣を保ち、今の健康状態にはあまり満足していないことも明らかになった。

一方、中国大陸部やベトナム、マカオ、ブルネイなど発展途上国の市場の人々は上記の国の人々と比べて、健康的な生活習慣を持っており、自分の健康状態にも満足していることが分かった。また、インドネシアやインド、フィリピンなどの国の人々は基本的な健康生活習慣を保っているにすぎないにもかかわらず、健康状態への満足度はさらに高いことも明らかになっている。

同調査結果によると、中国大陸部では▽「病気の予防」▽「質の高い生活」▽「良好な心理的健康状態」--の3つが、人々が健康的な生活方式を追求する原動力となっているのに対し、「睡眠不足」や「運動不足」、「過度のストレス」が人々の健康的な生活を阻む要素となっている。この点に関して、97%の人が問題があるとは気付いていながら、積極的に生活方式を改善することはしていないため、自分への評価が非常に低い。

中国大陸部の成人の自分の健康に対する満足度は「68」と香港の「57」を10ポイント上回っているものの、同地区の経済が継続的に発展、特に東部の沿海部に位置する比較的発展している地域の急速な経済成長に伴い、この地域に住む人々の生活のペースも一層速くなり、先進国・地域に存在する健康的な生活を脅かす副産物の影響を避けられない状況になっている。

「人民網日本語版」2011年10月25日

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