大型歴史パフォーマンス「中華泰山封禅大典」 山東

大型歴史パフォーマンス「中華泰山封禅大典」 山東。 「中華泰山封禅大典」は、山東省泰安市が創作した野外劇場で行われる大型パフォーマンスで、秦・漢・唐代の歴代皇帝が泰山で行った天地を祭る儀式「封禅の儀(封禅大典)」を現代に再現したものだ…

タグ: 中華泰山封禅大典,公演

発信時間: 2011-10-25 16:01:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「中華泰山封禅大典」は、山東省泰安市が創作した野外劇場で行われる大型パフォーマンスで、秦・漢・唐代の歴代皇帝が泰山で行った天地を祭る儀式「封禅の儀(封禅大典)」を現代に再現したものだ。演目は序幕、秦-金戈鉄馬、漢-儒風雅楽、唐-盛唐気象、宋-芸術王朝、清-康乾盛世、終幕の7パートに分かれており、上演時間は計1時間半。色鮮やかで壮大な歴史スペクタクルが繰り広げられ、文化的価値・観賞価値も高い。2010年4月27日に初公演が行われて以来、社会各界から好評を博しており、地元への経済効果も上々だ。毎年3月から10月にかけて毎日1回、年約280回の公演が行われており、当地の文化観光の目玉となっている。

封禅の儀:古代、中国の皇帝は自らを「天から命を受けている」と称した。「封禅の儀」は皇帝と天が意思疎通するための方法とされた。「封」とは、天に近い泰山の頂に土で円壇を作り、天を祭ることを指し、「禅」とは、その泰山の下にある小山の土で方壇を作り、地を祭ることを指す。全ての皇帝が泰山で天地を祭る資格があったわけではなく、新王朝の皇帝又は徳が高い皇帝で、なおかつ天から「符瑞(めでたいしるし)」を賜った皇帝でないと泰山で「天からの命」に感謝するする資格が無かった。

 

「人民網日本語版」2011年10月25日

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