上海 一人暮らしの世帯が140万世帯超える

上海 一人暮らしの世帯が140万世帯超える。

タグ: 上海,一人暮らし

発信時間: 2011-11-02 14:42:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

上海市統計局は1日、昨年実施された第6回全国人口調査の分析結果を発表した。上海では、魅力ある生活や仕事を求めてやってくる若者の増加を背景に、一人暮らしの世帯が142万2700世帯に達し、うち他の地方からやってきた人が60.1%を占めている。中国国営の通信社「中国新聞社」(電子版)が報じた。

同調査ではさらに、2010年の上海の全世帯数は、前回人口調査が実施された2000年より55.7%(295万4200世帯)多い825万3300世帯になったことも明らかになった。

上海の世帯数が増加している一方、1世帯あたりの規模は縮小傾向にあり、6割以上の世帯が2人か3人暮らし。1世帯当たりの平均人数は今の中国が建国された1949年の4.9人から2010年には2.5人にまで縮小した。

これは、一人っ子政策などにより少子化が進んでいることや社会、経済、文化などの要素に起因しているだけでなく、21世紀に入ってから、上海の住民の住宅条件や住宅環境が継続的に改善され、生活水準や質が向上していることとも関係していると考えられる。同調査ではさらに、1世帯当たりの規模が縮小するに伴い、家庭内の親子関係にも変化が生じ、未婚の男女の独立意識が強まっていることが明らかになった。

同局が発表したデータによると、上海の未婚女性の割合の増加幅は男性より大きくなっている。また結婚適齢期を過ぎた未婚者の数を見ると、男性が減少しているのに対し、女性は増加している。そして、すべての未婚者のうち、大卒以上の学歴を有している人が2000年より23%上昇し46.2%を占めるようになっている。

「人民網日本語版」2011年11月2日

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