まだ年末まで2カ月弱あるが、今年の北京における一級晴天日はすでに2008年より7日間多く、2010年通年の晴天日数総数を上回った。北京市環境保護局は6日、北京五輪後の空気品質報告を発表した。これによると、市内の空気品質は五輪後いっそう改善が見られ、一部の汚染物質濃度は年を追うごとに減少傾向が進んでいる。大気汚染物質のうち、粒子状物質の汚染状況は今もなお深刻だが、悪化はしていないという。北京晨報が伝えた。
統計データによると、今年1月から10月、北京で空気品質が良好だった日は239日に達し、全体の78.6%を占め、オリンピックが開催された2008年通年に比べ7日間多かった。このうち一級晴天日は63日に達し、2010年通年の一級晴天日数総数を上回り、2008年同期比12日多かった。北京で一級晴天日となる割合は、かなり上昇傾向にある。
「人民網日本語版」2011年11月7日