「バレー日本女子代表の木村沙織選手が中国代表の袁霊犀コーチに恋をしている。」8日、中国メディアがこの噂を一斉に報道し、「国境を越えた恋」が中国のバレーボールファンの間でホットな話題となった。
噂の渦中にある袁霊犀コーチは昨日、試合会場に入るやいなや記者に囲まれ、この話題について質問をうけた。袁霊犀コーチは、「友達に聞いて初めて知った。ネット上でも騒がれているみたいだけど、なぜこのような事態になったかがわからない。木村選手とはときどき挨拶をするくらいで、関係はない。全くのデマだ」と述べた。その後、自身の微博(中国版ツイッター)でも、「みなさんの推測されていることは真実ではありません。今回の騒動はここで終わりにしましょう」とつぶやいた。調べによると、袁霊犀コーチは元中国代表の李娟選手と一時付き合っていたが別れ、今は新しい彼女がいる。
この騒動は日本にもすぐに伝えられた。ネットユーザーの反応を見ると、日本のバレーボールファンのほとんどが、「木村沙織が中国のコーチを好きになるはずがない」と冷ややかだった。あるユーザーは「噂では2006年から中国コーチに思いを寄せていたとなっている。しかしが、木村選手は2008年に日本代表の石島雄介選手との熱愛をスクープされた」と、噂をばっさりと否定した。
木村沙織選手はこれまでにマンチェスターUで活躍するパク・チソン選手と噂になったことがあり、そのときは日韓メディア間で舌戦が繰り広げられた。日本のサポーターは、噂のせいで、木村選手が試合に集中できなくなるのではないかと心配している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年11月10日