中国貧困地域の子どもたちのために残りの人生をささげた日本人――鈴木さん

中国貧困地域の子どもたちのために残りの人生をささげた日本人――鈴木さん。 鄭端さんは日本で生活する華僑で、中国語の教師をしている。鄭さんは、彼女の生徒の一人が中国で多くの人を感動させるような貧困地区の教育支援をしていると記者に紹介した…

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発信時間: 2011-11-19 09:56:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

鈴木さんが支援して建設した雲南省文山州栗坡県六河中学校

鈴木さんと六河中学校の生徒・教師たち。前列中央でネクタイをしているのが鈴木さん

鄭端さんは日本で生活する華僑で、中国語の教師をしている。鄭さんは、彼女の生徒の一人が中国で多くの人を感動させるような貧困地区の教育支援をしていると記者に紹介した。

鄭さんは毎年故郷の上海に帰ると必ず、鈴木茂昭さんという日本人に会いに行く。彼は鄭さんの生徒だ。初めて鈴木さんと会ったのは2000年、当時鈴木さんは大手企業の部長で、鄭さんのもとで中国語を5年間勉強した。鄭さんによれば、鈴木さんは博学で、趣味も幅広く、飛行機を操縦することができ、無線の技術も持っているという。人柄は謙虚で真面目なのだそうだ。

鈴木さんはかつて改革開放初期に中国で2年間働いた経験があり、その時中国はまだ貧しかったが、友好的な中国人の姿が深く印象に残っていたため、中国の人々のために何かしたいとずっと考えていた。

2002年、鈴木さんは鄭さんに、中国大使館に連絡を取り、中国の貧困地域で最も学校を必要としている場所を探すのを助けてほしいと頼んだと話した。彼は自分の退職金を使って貧困地域の子供たちのために学校を建てたいのだという。ある日、鈴木さんはとても嬉しそうに「条件に合う学校が見つかったと大使館が知らせてきました。雲南省の少数民族が住んでいる文山州麻栗坡県の六河中学です」と鄭さんに伝えた。このあと、学校建設のために鈴木さんは何度も中国を訪れた。

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